新大学3年生はこれから就職活動を迎え、新4年生はたぶん就活の真っ只中。
今日読んだ漫画、『ドラゴン桜』の三田紀房先生が描く『銀のアンカー』は就活を控える大学生は読んだ方が良いと思ったので紹介します。
そもそも銀のアンカーのテーマは、日本の就職活動について。
かつてアメリカ経済界で「草刈機」と呼ばれた元カリスマヘッドハンター・白川義彦。日本に帰ってきた彼は、突然就職セミナーに現れ、講師が語る「キャリアアップ」という言葉の怪しさを論破する! 白川の論調に感銘を受け、彼を訪ねた大学3年生の田中雄一郎と北沢千夏。軽い気持ちで就活を考えていることを見抜いた白川が、2人に授けた就活指南とは!? 前代未聞の内定請負漫画、ここに開幕!
就活を控える大学生が、元カリスマヘッドハンター・白川義彦の指南を受け、就活を通し成長していく漫画であり、「働くことの本質」が描かれていました。
今回は、ぼくが特に印象に残った場面を取り上げて紹介します。
ベンチャー企業は、基本的にハイリスク–ローリターン
ぼくは今まで、大企業で働くよりはベンチャー企業かなぁ、と考えていました。









理由がざっとこんな感じ。
自分がいかに浅はかな理由で志望していたか知りました。
⚠️ベンチャー企業の特徴⚠️
■死ぬほど忙しい
■いつも人手不足でトラブルがある
■いつ潰れるかわからない不安と隣り合わせ
ベンチャー業界のセミナーだけではわからない「現実」を知ることができました。
もちろん、ベンチャー企業で働く良い面もあります。しかし、夢だけを見るのではなく現実も視野に入れることが大切だと知りました。
ベンチャーを1社目に選ぶと、転職には絶対不利。ゆくゆくは、ベンチャーを転々とするハメになり、大手の路線変更は効きにくい。
「銀のアンカー」未読です。平均値な人は新卒ベンチャーはやめて大企業目指すのが正解だと思います。秀逸な人は別ですね。RT : @Taka825 : 「新卒ベンチャーなんてあり得ない。大企業を片っ端から受けろ」という偏った印象を受けました。多くの就活生が洗脳される気がします。
— 伊藤 豊 | YUTAKA ITO (@yutaslogan) December 17, 2009
就いた仕事を好きになれ!そうでなければ人生は楽しくない
自分が悩んでいたことを、真正面のどストレートに言われた感じです。
仕事が嫌でいちいち転職してたら、キャリアだって築けない。まず目の前の仕事を好きになり、全力で取り組む。すると成果も出て、「できる人間」と認められる。
そうなれば自然とやりたいことができるようになる!出世も転職も起業もできる、自由で楽しい社会人になれるのです。




なんて考えても、答えはでない。
つまり、自分が本当にやりたいことっていうのは死んでもわからない。まず、目の前にある仕事で成果を出せば、それが好きになる。好きになれば、仕事が楽しくり、自由度が上がり、やりたいことの取り組めるということだと解釈しました。
結果をだしてはじめて「楽しさ」を味わえる。
「過程」も大事だと言われるけれど、それよりも評価されるのは「結果」
そもそも就活とは、アクションをすることから始まる。
なんでもよいから、とにかく足を動かすことから就活が始まる。
✅OB訪問
✅企業説明会
漠然とした不安を持つと思うけど、就活するときはどんどん足を動かそう。(自戒)
⚠️特に良いのがOB,OG訪問
企業説明会では、なんだかんだ会社の良い面しか見せてくれないので、会社で働く先輩にどんどん質問して話を伺おう
OB訪問3ヶ条
①履歴書orESを持って行け!
②相手の年齢によって質問を変えろ!
③自分と似た環境で学生生活を送った先輩の話を聞け!— 銀のアンカーbot (@ginnoanchorbot) April 2, 2018
OB訪問は訪問する相手が会社に何年いるかによって質問を変えるんだよ。
1~3年目の人には「どうやって入ったんですか?」
4~10年目の人には「どんな仕事をしてるんですか?」
そして部長以上と人事の人には「入れてください!」ってな。— 銀のアンカーbot (@ginnoanchorbot) April 2, 2018
これ読んで、やってみようと思い、企業に電話かけでみたらオッケーもらえた。自分の中でちょっぴり成功体験なので嬉しい。
どんどん使っていこう。
とりあえず、銀のアンカーおもしろいから読んで
既に就活している方も、そうでない方も『グサッ』と心に刺さる言葉がある。
「銀のアンカー」に書いてあることがすべて正しいとは限りませんが、全8巻ですぐ読めるので、ぜひ読んでみてください。
【読了】☆☆☆☆★ 「銀のアンカー1-8巻 セット (ジャンプコミックスデラックス)」 ドラゴン桜の作者による就活マンガ。メインターゲットは学生だが、社会人でも今の就活の実態を垣間見れておもしろい。 http://amzn.to/p0oOAa #sociallibrary
— 大岡由佳『りあクト!?Firebase編』技典7【う44C】 (@oukayuka) July 23, 2011
銀のアンカーおもしろい。これ読んでから就活すれば良かったよ。
— tacshock (@tacshock) March 17, 2012
どうせやるなら楽しんで就職活動したい。
最初から「いけそうな企業」とか「妥当な企業」に絞らないで。
就活は、数ある企業の中からどれを選んでも良い。どの企業に対しても告白(申し込む)できる権利がある。
例えば、テイラースウィフトとか、レディーガガに婚約を申し込むのは厳しいけれど、企業であればどこでもいけちゃう。リスク無しで。
楽しめるようになるまで努力だ。
就活はルールなんかない。なんだってやれる。
受験と違ってこれが就活の一番の面白さなんだから。— 銀のアンカーbot (@ginnoanchorbot) April 3, 2018
就活は楽しむ心が大切。
大いに就活をエンジョイしましょう!— 銀のアンカーbot (@ginnoanchorbot) April 2, 2018
最後までありがとうございました!
ばいばい。
⬇️こちらの記事も合わせてどうぞ
関連記事:コミュニティに属すという安心感だけ味わっていても意味がない
関連記事:ネガティブな人が超ポジティブになれるたった2つの方法
コメント