だんだん面接慣れするようになって内定1社、最終面接待ちが4社という現状です。>>Twitterアカウント
というか、面接って「嘘つき大会」って言われてるけど本当なの?
こういった疑問に回答します.
結論から伝えると、嘘をつくのは良くないです.
なぜなら嘘をついて話を盛ったとしても、面接官に詳細を聞かれたときにハッキリ答えられないと簡単にバレてしまうからですね.
とはいえ面接において「良い嘘」と「良くない嘘」があると思っているので、その辺りを詳しく書いていきます!
就活が「嘘つき大会」と言われるのは半分正解
就活の嘘つき大会が半分正解な理由
周りの友達も含めて、僕も面接で嘘をついています.
とはいえ、学生時代のエピソードをでっちあげるとか、志望動機を捏造するといったことではありません.
確かに嘘をつくことは良しとされませんが、就活において「良い嘘」があるのも事実だと思います.どういうことか?
「良い嘘」と「悪い嘘」
では就活における良い嘘とはいったいなんなのか、詳しく解説してみます.
面接の定番質問で「学生時代に頑張ったことはなんですか?」と聞かれるケースがありますよね.例えば、
・TOEICで800点達成
・バイトで売り上げUP
・塾講師で生徒の成績UP
などなど.
そして、学生時代に力を入れたことに対して「なんでそれを頑張ったの?」「なんでそのような結果が出たと思う?」 という質問が飛んできます.
✔︎良くない解答例
そのときの良くない解答例としては「生徒の成績が上がると給料も上がるので…」「TOEICが就活に必要だったためです」みたいなのはNGです.
なぜなら「共感できない」からですね.例えばもしあなたが一次の面接官だとして、上司になぜその子を通過させたのか理由を伝える必要があります.
お金のために頑張った、給料のために頑張った、という学生を通したいと思うでしょうか?
就活は「魅せ方」が大切
ここで必要になってくるのが、嘘、というよりは魅せ方だと思っています.実は、過去の面接で僕も失敗していました.
実体験を交えて解説しますね.
僕の学生時代のエピソードで「ブログ運営を頑張った」という経験があります.いま読んでいただいているこのサイトのことです.
- 良くない例:ブログを始めた理由は、お金が欲しかったからです.
- 今の伝え方:ブログを始めた理由は2つあります.1つ目に自分に対するコンプレックスがあったことです.今通っている早稲田大学には、誰も合格しないようなところから運良く合格できました.「特別ない人しかいけない大学」と思っていたいので、周りより劣っているという意識が常にあったんです.そのコンプレックスを解消するために、自分の力を示したいと思うようになりました.どうやって力を示すか、と考えたときにお金を稼ぐことが1つの手段だと考えたので、サイト運営を始めました.2つ目に〜…。
「お金が欲しかったからWEBサイト運営を始めました」という理由でも、伝え方1つでかなり印象が変わります.
伝え方で印象がガラリと変わってしまうので「面接官に伝えた話は、誰かに話したくなるような事柄か」という視点を持つとGOODです!
わたしは就活で正直すぎると言われ、面接通過しないことが悩みだったけど、
「面接官が自分を客先に連れて行っても恥ずかしくないか」
を基準に態度とか発言を変えたら面白いくらい通過率が変わった。自分がなにを発言したいかではなく、目標達成のためにどう見られるべきかを考えるのは重要な基準。— みほ (@miho_mrm) November 24, 2019
就活が「嘘つき大会」と言われてるが、嘘をついてはダメな所
上にあげた例などが「良い嘘」のケースです.とはいえ面接で嘘をついてはダメな場合もあるので、その例をいくつか紹介します!
その1:価値観
自分は将来どんなことをしたいのか、ボンヤリとでもある場合は面接でしっかり伝えましょう.
僕の友達で入社してから一週間で退社した友達がいます.ちょうど昨日、連絡が入ったんです.
ちょっとでもやりたいことが見つかった場合、それを面接で伝えないミスマッチを起こしてしまうと強く言っていました.
✔︎対処法
確かに「内定を獲得したい」という気持ちもわかります。
しかしながら、入ってからミスマッチを起こして即退社となるよりは、しっかり自分の価値観を伝えていた方が、面接官もそれを考慮してくれると思います.
その2:勤務地など
- 転勤したくない
- 東京にずっといたい
- せめて関東圏内に…
それぞれ、勤務地に強くこだわっている方もいると思います.
NHKに入社した友達だと、新卒で秋田県に配属されました.おそらく3年〜4年は秋田で過ごすそうです.
いわゆる配属リスクがあるので、面接を受ける前の段階で地方に配属される可能性があるのかしっかり調べておきましょう.
その3:志望動機(例外あり)
志望動機も嘘を伝えるとあとで苦労しそうですよね.内定を欲しいがために、志望動機を捏造して面接を受けるのはあんまりオススメできません.
とはいえ内定を一社でも獲得すると、自分に自信が持てたり、就活でも心持ちが少し楽になるのは事実です.
滑り止めの企業に合格するまでは、まずはそういった進め方をしても良いと思います.
目的のためなら、就活が「嘘つき大会」と言われても仕方ない
というのが僕の結論です.
建前は潤滑油になる
僕の場合、就活が嘘つき大会と呼ばれていますが、それは「建前」だと思っています.好きな漫画のセリフを紹介すると、
本音ってそんなに大事か?本音を良しとして、建前を悪くいう文化があるが、本当にそうか?建前は人間関係の潤滑油となる。(中略)自分が精神的に自立していれば、本音とか建前とか細かいことは気にしなくないはずなんだ.
という部分ですね。
建前を言えないのは、自立してないから
というのは「自分のやってみたいこと」「経験したいこと」「求めている環境」があるから、就職活動をしていると思います.
就活をしなくたって、フリーランスなどと他にも選択肢はありますよね.
そこで「就活」という選択をしたなら、本音とか建前とかにクヨクヨしてないで、全力で就活で勝つための行動を取れば良いと思います。
最後に
確かに、僕も就活の終盤までは「本音と建前をいうのが心苦しい」という気持ちがありました.
とはいえ自分が働きたい会社があった時に「そこまでの入り方(建前を言いたくない)」なんてどうでも良いと思っています.
例えばポケモンでも、ジムリーダーに勝つためにはいろんなポケモンを使って、回復の薬を使って「絶対に勝ちたい」という気持ちがあるはずです.
それと同じで、就活もゲームです.
就活というゲーム絶対勝ちたい、手に入れたい環境があるなら「本音と建前」を使い分けることで攻略できるんです.
ぜひ、これから就活をスタートする方は就活を「嘘つき大会」と認識せずに「本音と建前を使い分けるゲーム」だと思って欲しいです.
少しは気が楽になるでしょうか.それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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