『FiNC』溝口さん×『hey』佐藤さん【GAFAかベンチャーか】

オピニオン

今日のブログは10/15日に行われたイベントレポートです。

イベントの登壇者は、『FiNC Technologies』の溝口さんと『hey』の佐藤さん。
1時間ほどのトークセッションが行われました。

まずは、そこで仰られていたことをまとめます。

イベントの内容や登壇者のご紹介

まとめます。

『GAFAか最先端ベンチャーか』

これから就職活動を迎える学生向けのイベントでした。

GAFAか?最先端ベンチャーか?
IT革命時代を生き抜くための”新卒”キャリアの選択方法とポイント

引用:ジョブトラアカデミー

FiNC Technologiesの溝口代表

2030年までに 日本最大の産業と化す と言われる「ヘルスケア」×「予防医学」の領域に、高度なAI技術を掛け合わせたヘルスケア/フィットネスアプリ「FiNC」を2017年にリリース。
すぐさま爆発的人気を博し、累計700万ダウンロード突破、GooglePlayやiOS ヘルスケア部門で12ヶ月連続NO.1を記録するなど、国内NO.1のヘルスケア/フィットネスアプリへと成長させた。
次世代のユニコーン企業として大注目されている企業。

hey.inc の佐藤代表

2008年Googleに入社。様々な功績が認められ、26才にして「Googleの天才エンジニア」として名を馳せる。2010年に株式会社フリークアウト(現:株式会社フリークアウト・ホールディングス)創業。また、同時に株式会社イグニスにも取締役として参画し、わずか4年で両社とも上場させるなど、新進気鋭の経営者としても有名。

現在はコイニーとストアーズ・ドット・ジェーピーの経営統合により生まれた新会社・ヘイの代表として働きつつ、エンジェル投資家として若手スタートアップに投資を行っている。

イベントの中身【GAFAかベンチャーか】

それでは見ていきます。

いま就活をするなら?

まず、就活するならどこの企業に行くかのお話。

具体的な社名は上げませんでしたが、『成 長 産 業』に行くと仰られていました。これは溝口さんとも共通しています。

佐藤さんはGoogle出身ですが、もう一度就活をするならGoogleには行かないそうです。

理由としては『伸 び き っ て い る か ら』。

例えば、Googleの社員がいま全員辞めても、その後の10年間はいまと変わらないパフォーマンスを出せると言っていて。

なぜなら、検索エンジンの市場で独り勝ちしているし、構造的に崩れない体制が整っているから。

つまり過去に働いていた優秀な人たちが、しっかりした土台を作っているので、それが崩れない限りは安定しているからだと思います。

既に伸びきっている業界なので、『自分が与えられる価値』が少ないから、Googleには行かないと仰られていました。

Googleの入社当時は、YouTubeのローンチのために働いていたそうです。 

溝口さん:『差分を生み出す会社に行く』

  1. どんな会社に入れば、差分を作れるか
  2. 差分を生み出す状態(スキルや経験がない)なら、どの道に行けば成長できるか考える

ここで言う『差分』と言うのは、自分が会社に与えられる価値。

自分がいるとき、いないときで、差分の幅が小さいなら、会社にいてもいなくてもほぼ変わらない。

自分が会社にいないことで、差分の幅が大きくなれば、それだけ会社に価値を与えられていると言うこと。

つまり、どれだけ会社に与えられるかを考えることが大切だと受け取りました。

1番大切なのは『直属の上司が優秀か』

溝口さん『新卒で入った会社の直属の上司が優秀かどうかが大切』。

✔️1番めんどくさいのは、勝ちきっているのに社員のやる気がある会社

市場でほぼ一人勝ち状態のときに、モチベーションの高い社員が入ってくると、『趣味みたいなこと』をやり始める。

どれだけ育成環境が整っているか

佐藤さん:『育成環境が整っているところに行く』
その代表例で挙げていたのが、サイバーエージェントやリクルートでした。

いまの社会で、成果を出すための方法が不確実なので、育成の型をしにくい。

例えば、少し前のキュレーションサイトであれば、成功する型みたいなものがありましたが、いまのビジネスは難しいとのこと。

結論:大企業かスタートアップの二元論では語れない

繰り返しますが、尊敬している、かつ、優秀な直属の上司の元で働くと良いと伝えてくれました。

なので、『大企業かベンチャーか』という問いそのものがズレているということ。

  • 大企業が良いか
  • ベンチャーが良いか

ではなく、『上司が尊敬できて優秀か』が大切なポイントです。

就職しないで起業する選択肢

つまり、勝ち筋がある程度見えていて、自分がやる事業に対して熱量を捧げられなければ、就職することをおすすめしていました。

理想の環境に身を置く

佐藤さん自身も、無意識のうちに『環境の影響』を受けているそう。

そもそも人間が環境のコピーなので、どの環境、スタンダード、基準値をコピーしたいかを考えることが重要。

佐藤さんが『P & G』のインターンに参加したとき、一緒に参加していた14名のほぼ全員が、将来は起業したいと語っていたそうです。

ですが、結果的に起業したのはそのうちの1人だけ。

つまり、『自分は折れない』と考えていても、それを過信せず、最初からなりたい環境に行くことをおすすめしていました。

投資家の視点で、どこに投資したいか

結論、インターネット+αの会社なら、幅人く興味がある。

例えば、インターネット+不動産で上場したツクルバ。これからは金融などにも注目するそう。

起業家の共通点

まとめ

これから就活をする大学生に伝えてくれたメッセージは、大まかに分けて下記の3つだと思いました。

  • 成長している会社で
  • 尊敬して優秀な上司の元で
  • 自分がコピーしたいと思える環境で働く

今回のイベントで印象に残っていること2つ

  1. 働く理由を自分の言葉で言語化
  2. delyの堀江さんのお話

 その1:働く理由を自分の言葉で言語化

溝口さんがトークセッション中に『働く理由を言語化しておかないと、途中で立ち止まってしまう』と言っていて。

確かに周りが就活の雰囲気になり始めたら『自分もやらないと』と感じるけど、それと同時に『な ん で 働 く の か』という問いを自分に立てて、その答えを仮にでも持っておきましょう。

✔️思ったこと

とはいえ、就活それ自体をストップさせるのではなくて、就活と並走しつつ考えれば良いと思いました。

そもそも『なんで働くか』という問いに、働いたことない学生が、自分にしっくりくる回答を見つけられないと思うからです。

例えば、ポケモンの新しいゲームソフトを買ってから『なんでポケモンをするか』なんて考えないですよね。

ポケモンをスタートしてから、モンスターを育てたいのか、ジムリーダーを倒して、最速で四天王を制覇したいのか見えてきます。

就活に置き換えれば、OB・OG訪問で先輩とあって話を聞いて『なんで働いているのか』という質問をぶつる。

そこでしっくりくる回答があれば、参考にしつつ、自分の中で働く理由を定義できれば良いと思いました。

その2:delyの堀江さんのお話

kurashiruを運営しているdelyの代表、堀江さんに、佐藤さんが投資を決めた理由。

当時の堀江さんはまだ学生で、いまのUbereatsみたいな、デリバリーのサービスを渋谷でしていたそうです。

あるとき、堀江さんと佐藤さんが対面する機会がありました。そのときは何もなく解散したそうですが、その1週間後に堀江さんが佐藤さんにアポを取って。

道玄坂で汁物をこぼさない運びかたをマスターしました。これでもっと活動範囲が広がります!

というニュアンスのお話をされて、堀江さんに対して投資を決めたそう。つまり、

  • 1週間スパンで改善している
  • 目の前のことに一生懸命で
  • ポジティブに取り組んでいる

上記のポイントに惹かれ『この人は大丈夫』と投資の判断したそうです。

溝口さんもTweetされていましたが、『目 の 前 の こ と に ど れ だけ 本 気 に な れ るか』が大切だと思いました。

どうやって目の前のことに一生懸命になるか

  • 目の前のことに熱中する
  • どれだけ一生懸命になれるか

上記のことが大切。

確かに言っていることは分かりますが、では『ど う や っ て 熱 中 し 、一 生 懸 命 に な る の か』という問いを、ぼくなりに回答してみます。

Twitterで宣言する

自分のTwitterで目標を宣言して、逃れられない環境に自分を置けば責任感が生まれるので、一生懸命になります。

良いやり方かは分かりませんが、ぼくはおすすめします。

宣言するのは少し怖い。

とはいえ、なにが怖いかを考えてみると、『失敗したらどうしよう』『周りからどう見られるか』だと思います。

ただ、失敗したら失敗したで、周りはそんなに気にしていないし、むしろ応援していくれるんですよね。

また失敗の定義を、そもそも変えた方が良いかなとも思います。

失敗:なにかに挑戦して、望む結果が得られなかったこと

こういう風に失敗を捉えている人は、

失敗:自分のやりたいことに対して1mmも動かないこと

ちょっとだけ見方を帰ると、すごく楽になります。

事実として、人間の幸福度は『ど れ だ け 自 分 で 選 ん で き た か』で決まります。

なので、『なにかに挑戦して、望む結果が得られなかったこと』は、数ヶ月後や数年後には、きっと失敗だとは思わなくなっているはず。

むしろやりたいことに対して1mmも動けなかったことに後悔するのではないかと、ぼくは思いました。

自分には『できない』と思わない

ぼくは『優秀』という言葉があんまり好きではありません。なぜなら、ぼくが『優秀』と言われないからです。

他の人が言われるのが羨ましいです。

とはいえ、『そもそも優秀ってなんだろう』と考えてみました。いろんな要素があります。

  • 英語ができる
  • 会話に教養の深さを感じる
  • 何事においても結果を残せる

上記であげた人たちは、優秀だと思いますが、でもどこか違うような気がしていて。

特別な天才はいますが、だいたいの人は後天的に身につけた『優秀』だと思っています。

自分の中で優秀という言葉にしっくりハマるのは無いかと考えていて、1つ見つかりました。それが『自信』です。

 

✔️自分に自信を持てれば優秀

身近な人で、とても優秀だなと思う人がいて、その人のどの部分に対して感じるのかを分析してみました。

  1. 自分に自信を持っている
  2. 教養がある、人のために動けるなどなど

たくさんありますが、やっぱり一番は自信を持っていることかなと。

自信を持つとなにが良かって、『とりあえずやってみる』んです。自分にはできなと思わないで。

例えば、プログラミングの話を出すと、多くの人は難しくて理系の学生がやるイメージを持ちます。

でも、正直ある程度までは誰でもできるし、文系でも楽勝です。なぜなら数学を使わないし、英語を覚える必要もまったく無いから。

すみません、少し話が逸れました。

ちょっと勇気を出してみる【まず動く】

  1. どうやって目の前のことに一生懸命になるか?
  2. Twitterで宣言するor自分に自信を持つ
  3. どうやって自分に自信を持つか?
  4. 小さい成功を積むor周りの人を見下す
  5. どうやって小さい成功体験を積むか?
  6. ちょっとだけ勇気を出して、目の前のことをやってみる

まとめるとこんな感じです。

上から4番目にある『周りの人を見下す』という表現が好きじゃ無いですが、ぴったりハマる言葉が無いので使わせてください。

つまり、「あの人は良い大学だから」「あの人は〇〇だから」という、自分を下にして相手を見るのではなく。

少し俯瞰的に見て、『あ の 人 で も で き る なら 、 お れ にも で き る』と捉えれば、GOODだと思います。

まずはちょっとの勇気を出して、目の前のことに取り組んでみてください。

ぼくはダイエットに取り組もうと思います。

ダイエットの目標
  1. 現状:90kg(ヤバイ)
  2. 期間:今年の12月までに
  3. 方法:炭水化物を抜いて
  4. 目標:体重を85kgにする

それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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