今日で小笠原への旅行が終わりました。
いまが9/11(金)の15時なので、ちょうど24時間後に東京の竹芝桟橋に到着予定です。
小笠原いたのは4日間しかありませんでしたが、その短い期間で感じたことを残しておこうと思います。ざっと大きい見出しで3つくらい。
1.帰りの船で思うことは、『あっという間』だった
当たり障りのない感想だけど、あっという間だった。とにかくあっという間。
毎日特にやることもなく、ダラーっとNetflixとYouTubeを見るだけの日常もあっという間だけど、それ以上でした。
小笠原で何をしたのか
小笠原についてからすぐ戦績ツアーへ行き、夜は街のお店でご飯。
初めてのダイビングもしたし、SAP(カヌーみたいな)、釣り、宿の人とみんなでご飯も食べたりしたので、
「1日が長く感じるかな〜」と思ったけどまったくそんなことは無くて、とにかく1日が早かった。※後日まとめようと思います
これから小笠原へ行く人へ
小笠原〜東京をつないでいる唯一の方法がおがさわら丸という船。
それは一週間に一本しか来ないから、1週間で短いと感じたら、必然的に次東京に帰れるのは2週間後になってしまいます。
1週間はほんっっっとにあっという間だったけど、学生の方なら2週間くらい滞在するのをおすすめします。
ダイビングや釣り、自分で楽しめる趣味や海が好きな人には短期滞在が良いと思いました。そうでないと暇になってやることがなくなるかも
2.村社会の素敵なところ、怖いところ
小笠原村は、車のナンバーを見れば誰が持ち主かわかってしまうほど、お互いのことを知っています。
なので新型コロナウイルスに感染すると「誰が感染したのか」が一瞬で広まってしまうんですよね。ちなみに小笠原のコロナ感染者数は、、、
- コロナの感染者数は0
- 飲食店には「小笠原に着いてから2週間以上経過していないと、お店での飲食はお断りします」という張り紙がされてるお店もありました
さらにお店に病院は無く、あるのは診療所だけ。少し大きな病気にかかると、病院に行く方法が無くなります。
病院へ行くには片道24時間
唯一の方法は、おがさわら丸に乗って、24時間以上かけて東京の病院に行くのみ。(友達の知り合いが小笠原の方で出産のために東京に出てきていたりします)
なので『絶対に、村で1人目のコロナ感染者になりたくない』という気持ちが強い。滞在した宿の方も同じようなことを言っていました。
なぜなら1人目の感染者になると、良くも悪くも小笠原でコロナが流行ったらその人のせいにできたり、観光業として成り立っている小笠原のイメージが少し下がってしまうため
(コロナ感染者がたくさん出ている地域に旅行したいとか思わないはずです)
コロナに初めて感染した方が自殺
インドではコロナに感染した方が責任を感じ、自ら命を絶ったケースもあります。
確かに料理のお裾分け、近所同士の仲の良い付き合いなど、小さい村社会だからこそ恩恵を受ける素敵なケースも見受けられますが、
そうではない、気にかけなければいけないケースもあると知ることができました。
小笠原というコミュニティ
- コミュニティの数が少なく、
- 一番近くの大きな街、東京まで24時間以上かかる
- (村全体がコミュニティ)
自分が居心地の良いコミュニティを選べるのが都会のメリットだと思いますが、田舎にするならちゃんと表裏一体の、裏の方も考える必要があるとまた再認識しました。(自分が田舎の狭いコミュニティに属したいと思うかどうか)
田舎の生活に憧れているけど、理想と現実があまりにもかけ離れていたら怖い。ちゃんと目で見て確かめる必要があルと思いました。
3.世界自然遺産、小笠原の感想
結論、「すぐにまた行きたい!とはならないけど、10年、20年後にまた小笠原に行きたい」というのが感想です。
とにかく印象的だった海
小笠原の中で特に印象的だったのは、透明度が抜群に高い海。
海の中を覗く方法として「シュノーケリング」と「スキューバダイビング」がありますが、後者でも海全体を見渡せます。つまり高いお金を払ってダイビングをしなくてもOK.
すぐに行きたくならない理由
距離の問題です。
東京から小笠原までは1,000km離れていて、唯一の小笠原に渡る方法も「おがさわら丸」という船で24時間かけて行くしかありません。
24時間ほとんど電波が繋がらないし、船酔いも怖いのでずっと寝ていました(波が立っていない帰り道はボードゲームをして遊んでました。
シンプルに、小笠原が遠い。
4.最後に
僕たちが4日間お世話になった宿のこと、体験したことや食べた料理はまた別のブログでまとめます!
特に3泊4日でお世話になった宿、「プーラン」がとにかく一癖も二癖もあるところでした。
・宿があるのは山の中
・トイレは落ち葉と灰で処理
・滞在中に部屋に出たゴキブリの数は、かるく10匹以上(カエル、ヤモリ、クモ、etc…)
プーランの宿主さんは、清水さんご家族で、最終日にはみんなでご飯を食べました。一品持ち寄りで、すべて手作り料理。
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