こういった疑問に答えます。
- バレーの『テクニカルタイムアウト』と『タイムアウト』の違い
- 『テクニカルタイムアウト』の解説
- 『タイムアウト』の解説
この記事を書いているぼくは、バレーボール歴10年ほど。
バレーボールのルールが複雑で少しわかりにくいと感じるかもしれません。とはいえ、30秒もあればしっかり理解できます。
それでは見ていきましょう。(ちなみに、なぜテクニカルタイムアウトが導入されたのか、その考察が面白かったので追記してあります。)
バレーの『テクニカルタイムアウト』と『タイムアウト』の違い
前提として、テクニカルタイムアウトも、タイムアウトも「短い休憩」というのは覚えておいてください。まとめるとこんな感じ。
✔️テクニカルタイムアウト→短い休憩は決定事項(強制的)
✔️タイムアウト→短い休憩は自分たちの意思
結論:自分たちで「休憩」するか、決まりで「休憩」するか
テクニカルタイムアウトは、そもそも大会側の運営ルールーとして決まっています。
一方で、タイムアウトに関しては、別に使わなくても問題ありません。「権利or義務」みたいな感じですね。
テクニカルタイムアウトは、運営側で決まっていることなので『義務』、タイムアウトは別に使っても使わなくても良いので『権利』として捉えてればOK。
ここから『テクニカルタイムアウト』と『タイムアウト』に関して詳しく解説していきます。
『テクニカルタイムアウト』の解説【バレーボール】
- 勝っているチームが、8点、16点にいったタイミングで
- 両チームが60秒の休憩するシステムのこと。(強制)
- 決定事項なので拒否権はない
『テクニカルタイムアウト』が使われるケース
ちなみにですが、試合が第5セットまである場合のみテクニカルタイムアウトのシステムが使われます。(Vリーグなども)
日本代表が戦うときはだいたい5セットマッチなので、勝っているチームが8点、16点にいったタイミングで60秒のテクニカルタイムアウトがあります。
テクニカルタイムアウトは大人や大学生だけ
小学生、中学生、高校生は、試合が5セット目までありません。体力的に厳しいので、3セットマッチの場合が多いです。
3セットまでしかないときは、テクニカルタイムアウトのシステムは無くて、『タイムアウトのみ』になります。
テクニカルアウトが採用された理由【びっくり】
- 接戦を演出するため
- CMを入れるため
具体的な理由はわかりませんが、上記の2つがテクニカルタイムアウトを導入した理由として書いてありました。
確かに、バレーボールは『流れ』を掴むと、一気にワンサイドゲームになるので、適度なタイミングで間を取れるのは良いですね。
とはいえ、ぶっちゃけ見ている側としては、テンポよく試合が運んだ方が面白いです。笑
『タイムアウト』の解説【バレーボール】
- 1セットごとに、各チーム2回まで使える
- 30秒間の休憩で作戦や水分補給をする
- 使うか使わないかは、監督次第
全年代の共通事項
タイムアウトに関しては、小学生から大人までのすべての年代で適用されています。
1セットごとに各チーム2回まで使用可能。2チームで計算すると、最大で1セットに4回タイムアウトが使われる計算です。
タイムアウトを使う場面
タイムアウトは監督の采配で決まります。タイムアウトが使われる理由としては、『チームの雰囲気が悪いとき』が圧倒的に多い。
- 逆転されてしまった
- ジリジリと点差が追いつかれてきた
こういったケースにタイムアウトが使われます。
コート内にいる選手はタイムアウトを使えないので、外にいる監督が雰囲気を感じるしか方法はありません。
✔️まとめ
いかがでしたでしょか。記事の最後に改めて振り返っておきます。
➡︎テクニカルタイムアウト
- 勝っているチームが、8点、16点にいったタイミングで
- 両チームが60秒の休憩するシステムのこと。(強制)
- 決定事項なので拒否権はない
➡︎タイムアウト
- 1セットごとに、各チーム2回まで使える
- 30秒間の休憩で作戦や水分補給をする
- 使うか使わないかは、監督次第
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
バレーボールに関する記事
バレーボールに関連する記事です。
コメント