2016年に早稲田大学のスポーツ科学学部に入学しました.
こんにちは、現役早大スポ科生のイザワ(@130Ht)です!
これから早稲田大学スポーツ科学部を受験する人で、具体的に小論文対策でなにをして良いかわからない人へ向けて書きます.
- いつから小論文を書き始めれば良いんだろう?
- スポ科の小論対策で、読んだ方が良い参考書は?
- どんな勉強をしていたか知りたい!
上記の質問や悩みに回答する記事になっています.
インタビューとして、同じ学部の友達二人にも登場してもらっています.これからの受験に少しでも役立てたら幸いです.
それでは早速みていきましょう.
早稲田大学スポーツ科学部の小論文の配点
- 外国語:/配点75点、試験科目90分
- 国語または数学:次のうちから1つを選択/配点75点、試験時間90分
- 小論文/配点33点、試験時間90分
小論文の配点は、他教科の科目を見ると配点が低いです.
毎年、文字数は800字以上〜1000字以内とそこまで多くない文字量.
だいたい、スポーツに関するテーマで小論文を書きます.とはいえ近年はスポーツと全く関係のない課題が出題されたりするので、臨機応変に論じていきましょう.
ポイント:英語+国語or数学の点数が基準点に足りない場合は、小論文そのものが採点されません.
早稲田大学スポーツ科学部、小論文の出題傾向
スポーツに関するテーマで出題されています.字数は近年であれば800字以上〜1000字以内の記述を求められ、時間は90分.
自分の意見を、しっかり筋を通して書かれているのかが見られています。
しかし、2018年度のスポーツ科学部の小論文の問題は一味違いましたね。
早稲田スポ科小論文テーマ
2015年 スポーツの真剣化と国家
2016年 高等学校における運動部の部活の現状改革
2017年 スポーツにおける男女平等はどうあるべきか僕「ほーんスポーツがテーマなのね調べとこ」
2018年 新しいじゃんけんを考えろ
僕「じゃんけん」
2018年 キューを入れろ
僕「きゅー」 pic.twitter.com/99iFCAtM03
— 鷹尋 (@xf_98) February 14, 2018
問題が下記の通り.
じゃんけんの選択肢「グー」「チョキ」「パー」に、「キュー」という選択肢も加えた新しいゲームを考えなさい。解答は、新ゲームの目的及びルールを説明するとともに、その新ゲームの魅力あるいは難点も含めて、601字以上1000文字以内で論じなさい。
引用:早稲田大学スポーツ科学部入試問題
全くスポーツとは関係ない問題が出題されました.まじで関係ない。笑
試験中にプチパニック状態になったかたも多いはずです.しかし、ここでも採点ポイントは変わりません.
✔︎自分の意見を、しっかり筋を通して書かれているのか。
このポイントに気をつけて、これから早稲田スポーツ科学部を受験されるかたが取り組んでみてください.
早稲田大学スポーツ科学部の現役学生に質問
早稲田大学スポーツ科学部に、小論文を使って合格した人たちに
- その1:小論文を書き始めた時期
- その2:使っていた参考書
- その3:添削はだれに頼んでいたのか
どんどん聞いていこうと思います.今回は2人の友達に協力していただきましたつまり、ぼくを含めて3人のアドバイスが聞けます.
とはいえ注意して欲しいことが1つ.
それは、情報を鵜呑みにしないで欲しいということ.
3人いれば、やり方も三者三様です.
共通する部分もありますが、あくまで今回登場した3人だけなので鵜呑みにはしないほうが良いです.
それでは、早速質問していきましょう!
⚠️意見を鵜呑みにしないで、しっかり自分の頭で答えを出した上で取捨選択してください。
その1:小論文を書き始めた時期は?
登場人物を軽くまとめておきます。
現役or浪人 | 第一志望 | 学校 | |
A君 | 現役 | 早稲田人科&スポ科 | 私立 |
B君 | 浪人 | 慶応経済 | 都立 |
いざわ | 現役 | 早稲田スポ科 | 都立 |
いざわというのは、このブログ(ざわわブログ)を書いている僕のこと.
— スポーツ科学部の小論文は、いつ頃から解き始めましたか?
ぼくも9月から小論文に手をつけ始めました.
夏休みは時間がありますが、がっつり小論文に時間を割かなくでもOKです.他の教科を優先しつつ、ちょっとだけ小論文に慣れておきましょう.
おおよその小論スタートの目安は「夏」ですね。
— ペースはどのくらい?
なるほど.
ぼくも10日に1題くらいは問いていました.目安としては、1週間から10日かけて1題を『完璧になるまで』解いています。
✔︎大切なこと
- 1週目:まず書いてみる
- 2週目:添削されたものを書き直し
- 3週目:再添削してもらって、完璧に仕上げる.
流れとしてはこんな感じ.
3人とも、完全答案を作ることに関しては共通してましたね.
書いて添削してもらって終わりではなく、それを2,3回書き直して、また再添削してもらったり.
— 添削はどうしていた?
ぼくも塾に行っていたので,最初は塾の先生に頼んでいました.
とはいえ回答が返ってくるのに時間がかかるので学校の先生に頼んでました.すぐに添削してくれて答えをくれるんですよね.
学校にいくのが受験勉強の息抜きになってたので良かった。
⚠️現役生は、学校の先生フル活用すべき
その2:使っていた小論文の参考書
— 受験期に、小論対策として使っていた本、参考書があれば教えて下さい。
意見が別れました.
ちなみにぼくは,教養としてのスポーツだけ使ってました。
『教養としてのスポーツ』は、早稲田のスポ科に入学すると配られる本で、学校の授業でも使われます.
✔︎小論文の参考書
大学生で習う内容を知る面+小論文対策として、この本の購入はおすすめです。
スポーツ倫理学は、2016年度の学部長の先生が書かれた本。
— B君は参考書なしで、どうやって対策してたの?
— 書いてくうちに、自分の中でやり方が確立していったの?
なるほど〜。
✔︎ポイント
- STEP1:自分の結論
- STEP2:結論の根拠
- STEP3:具体例(体験談)
- STEP4:締め
の流れは、先生や本を読み、実践しながら身につけていった感じですね.だいたい質問が終わったので答えてくれたものを軽くまとめてみます。
✔︎記事のまとめ
- その1:小論スタートの目安は夏
- その2:添削してもらってから完全答案を作る
- その3:添削は学校の先生へ頼む【使い倒せ】
- その4:スポ科第一志望の場合は『教養としてのスポーツ科学』がおすすめ
- その5:書き方は先生や本から盗め⇨何回も添削してもらって身につける
以上の5点だと思います。
ほかに聞きたいことがあったら、下にあるコメント欄からできる範囲でお答えします.ぜひお気軽にコメントしてくださいね.
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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