おはようございます!
今日は、1ヶ月くらい前からハマっている「コテンラジオ」というラジオについての投稿です。
ラジオって聞くと「何が面白いのかわからない」というのが少し前までの僕の感想だったんですけど、このコテンラジオ、めちゃくちゃ面白いです。
友達がこのコテンラジオを運営している株式会社COTENで働いることがきっかけで何気なく聞くようになったんですけど、ハマりました。
「コテンラジオ」って?
そもそも「コテンラジオ」について簡単に説明すると、
株式会社COTENは「人類が、人類をより深く理解することに貢献する」というミッションを掲げ、歴史領域を中心とした事業を展開しています。
というミッションを持っている会社。そして事業を2つ展開しているんですが、そのうちの1つが「コテンラジオ」という事業です。
コテンラジオについて簡単に説明すると、
- 歴史をわかりやすく&面白く解説してくれるラジオ
- テーマは様々(ヒトラー、吉田松陰、第一次世界大戦、ヘレンケラー)
-
エントリー総数4638件・エントリー対象821作品の中からJAPAN PODCAST AWARDS 2019 大賞という人気ラジオ
という感じです。
最近は第一次世界大戦についてのテーマで配信がスタートしています。
会社の公式ホームページものせておくので、ぜひ気になった方は覗いてみてください。>>>株式会社コテン公式HP
で、そんなコテンラジオを彼女と一緒に聞いていたんですが、いつものように今回も面白いなぁと感じて、「なんでコテンラジオがこんなに面白いと感じるんだろう」という話題になり一緒に話してました。
そこでいくつか考えたものを書いておこうと思います。
コテンラジオの面白さ1:背景に重点を置いてくれる
最近はヒトラーについての配信を聴いています。
学校の授業だと、ヒトラーという人間を学ぶ時に、ヒトラーが人生で何をしたのか?という点をしっかり学ぶと思うんです。
例えば第二次世界大戦を引き起こした人、ユダヤ人の迫害を行なった人、などなど。
ただ、このコテンラジオは、そもそもヒトラーがどういう人物で、どういう家庭環境で育って、なんで世界大戦を引き起こしたのか、
という基本的な背景から話してくれます。
その背景があると、ヒトラーが起こした事実だけで語られるよりも何倍も情報が頭に入って来やすいです。納得感とストーリー性がしっかりあるので。
このように、全ての配信でその人物や出来事に焦点を当てる前に、その時の時代背景を説明してくれるので楽しむことができます。
コテンラジオの面白さ2:権威性
そもそも、なんでコテンラジオがここまで人気で面白いと感じるのか。
その1つが株式会社コテンの代表でパーソナリティを務める深井さんの圧倒的な知識量です。
毎回の放送で「この配信のために本を20冊読みました」というように、体系的にまとまっている情報にアクセスしてくれているので情報に権威性と信頼性があるんです。
(もちろん情報が全て正しいと行っているわけではないので、気になった部分は自分で調べる必要があるけど)
正直、「第一次世界大戦」について20、30冊も本を読むのはめんどくさいです。
そのめんどくさいと思うことを深井さんが代わりにしてくれて、そこで得た情報をまとめてくれるので「きっとコテンラジオの放送を知れば誰よりも〇〇について詳しくなる」と思っているのだと思います。
人は知的好奇心があるし、自分が気になったことについては深く知りたい。けどゆっくり文献を読む時間もない。
そんな時に文献を参考にしまくって、わかりやすく説明してくれるコテンラジオがあるので、「コテンラジオを聞けば自分の知りたかった情報が簡単に手に入る。しかも網羅的に」
という心理があって、面白いと感じるのではないかと思いました。
✂︎✂︎✂︎ 僕個人の話 ✂︎✂︎✂︎
また、このコテンラジオを聞いた僕が、プラシーボ効果を得ている感じとも似ているのかなと思いました。
効果ある薬を飲んでいないけど、薬を飲んだ効果を感じるという勘違いを起こすように、
歴史についてめちゃくちゃ学んでいる訳ではないのに、このラジオを聞いたらめちゃくちゃ歴史について学んだような気分になれる。なぜならこの配信をしているのは何十冊も本や文献を読んだ人だから。
みたいな。
気軽に入る情報って、確かに面白いけど、僕はすぐ忘れてしまうし本当に学ぶなら自分から情報を取りに行かないとダメなんだろうなと思います。
コテンラジオをメモしながら聞くとか、アプトプットするとか。
コテンラジオの面白さ3:前提知識が0でOK(パーソナリティの力)
パーソナリティが3名いらっしゃるんですが、その内の1人が自称「歴史弱者」としている元お笑い芸人の樋口さん。
僕はこの樋口さんが本当にすごいと思うし、コテンラジオが面白いと感じる大切な要因だと思っています。
なんでかというと「歴史弱者だからこそ、全く歴史を知らない人たちと目線を合わせて会話をリードしてくれるから」です。
例えば僕は日本史選択でしたけど、そこで学んだことはほぼ忘れてしまったし、世界史に関する知識は0。
例えばスパルタ人やヘレンケラー、フランス革命を扱っている放送を聞くときは情報についていけるか不安でしたが、全く問題ありませんでした。
- え、どういうこと?
- なんで?
- それってどういう意味?
という感じの、前提知識が身についていなくても、そこをしっかり問い直してくれる質問をたくさんしてくださるので初めての内容でもかろうじてついていけるんです。
コテンラジオの面白さ4:史実だけでなく、現代の感覚で伝えてくれる
吉田松陰の回を例にあげます。
配信の時に深井さんが「吉田松陰は、一度逮捕されて、その自宅謹慎中に開いたのが有名な松下村塾です。」と発言した際、他のパーソナリティのヤンヤンさんという方が、
「前科持ちの先生が生徒たちを教えているんです。ヤンキー先生」と一言付け加えてくれたり。
あとは血判状についても、「血判状」という単語だけ聞いてもパッとイメージがつきません。
ただコテンラジオでは、「当時の吉田松陰があまりにヤバすぎて、師匠の暴走を止めようと松下村塾で学んでいた弟子がみんなで手紙を送った、そこにみんなの血をつけて止めようとした。」
というコメントがあります。
歴史の教科書だと「血判状を送る」だけしか書いてないと思うし、もしかしたら「血判状」という単語すら出てこないかもしれません。
とはいえコテンラジオにはそういう単語が出て来て、その単語の意味を現代風に解釈してくれたり、面白おかしく伝えてくれることがコテンラジオを楽しめる要因の1つだと思います。
「脱藩」について説明するときも、当時脱藩することは犯罪だったから、さも吉田松陰が脱藩するのはたいそうな理由があると思いきや「旅行に行く約束をしてて、友達との約束に遅れそうだから脱藩した」という現代風の解釈&面白さがあるんです。笑
ここで、まやヤンヤンさんが「今でいうと、パスポートの審査を無視して、友達と海外旅行するために遊びに行くようなもんだから」というコメント。
すごい、本当にわかりやすい。
コテンラジオの面白さ5:聞くのが楽
例えば、読書は知りたいと思った情報を自分から取りに行かなくてはなりません。
確かに長期的には自分から情報を学びに行った方が忘れないと思いますが、なかなか時間がない方もいらっしゃると思います。
また、YouTubeみたいな動画サービスも、常に画面を見ていなければならないのでずっと同じ場所で見なくてはいけません。
ただ、ラジオはながら聞きできるんです。
例えば通勤、通学中、料理をしたりウォーキングしている最中でもバックグラウンド再生ができるので別のことをしながらでも楽しめます。
また、YouTubeでも配信されているのでラジオ形式の動画でも見ることができます。
ながら聞きができることによって、少しの隙間時間に聞くことができるので気軽に楽しめることがめちゃくちゃ良いです。
という感じで、一気に書いてしまいましたが、ぜひ一話でも聞いてみてください。
きっとハマると思います。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
またね。
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