おはようございます。
今日でやっと大学最後の講義が終わりそうです、伊澤です。
日本は借金大国だと思ってた。
日本は借金大国だと思っていましが、どうやら違うみたいです。
よくメディアで、日本の借金は1,00兆円!一人当たりの借金は800万円!という記事やニュースを見たことないでしょうか。
確かに、財務省が出している資料を見てもかなり借金をしていることがわかります。
ただ、これを見て、日本=借金大国=ヤバい国、という認識は少しずれているっぽいです。
元大蔵省の高橋さんは、幻冬社の記事でこのような回答をしています。
「借金1000兆円というが、政府内にある資産を考慮すれば500兆円。政府の関係会社も考慮して連結してみると200兆円になる。これは先進国と比較してもたいした数字ではない」
資産とは何か、僕もよくわかっていませんが、「金融資産」と呼ばれるものです。
その金融資産は何かと言うと、
「政策投資銀行(旧日本開発銀行)やUR都市機構(旧住都公団)などの特殊法人、独立行政法人に対する貸付金、出資金です」
とのこと。
つまり、確かに借金はしているが、資産を含めると、他の先進国と変わらない額の借金であるということです。
さらに、
こう考えてみると、財務省が借金1000兆円と言い、「だから消費増税が必要」と国民に迫るのは、前提が間違っているので暴力的な脅しでしかない。実質的に借金は150~200兆円程度、GDP比で30~40%程度だろう。
ちなみに、アメリカ、イギリスで、中央銀行と連結したネット国債をGDP比でみよう。アメリカで80%、65%、イギリスは80%、60%程度である。これを見ると、日本の財政問題が大変ですぐにでも破綻するという意見の滑稽さがわかるだろう。
日本はメディアの影響で悪い意味で洗脳されてしまっていて、実際の数字を見てみると借金は大したことない、ということがわかります。
こちらの5分程度の動画も、日本の借金についてわかりやすくまとまっています。
一貫して「日本の借金」はウソ、ということを伝えています。
例えば、日本が海外からお金を借りていたり借金していることはわかりますが、日本側が海外に貸しているお金はないのか、ということに注目してみます。
結論、海外に課しているお金=対外純資産は300兆円のプラスなんです。
対外純資産……政府や企業が海外に有している資産から負債を除いたもの。資産としては、外貨準備、銀行の対外貸付残高、資産運用目的の株式、外国企業への出資などがあげられる。負債には、海外から日本企業への出資、借入金などが含まれる。
実際、財務省のデータを見てもそのことがわかります。
一番右の、令和元年の部分。
純資産の部分で、364兆の純資産があるんです。
つまり、日本は世界一のお金持ち国家なんです。
では、なんで日本はお金持ち国家なのに、借金大国であったり、国民一人当たりに換算すると800万の借金があると言われているのか。
その発言をしているのは誰なのか?ということを考えてみます。
その情報を発言しているのはマスメディア、さらにそのマスメディアに情報提供しているのは財務省です。
では、財務省はなぜ国民の不安を煽るようなことを伝えているのか。
その1番の理由とされているのは「税金を上がっても仕方がないよね。」という印象操作、自分たちの都合の良いように物事を進めるためとされています。
僕は、うまいな〜と思いました。
このような事実を知ると、人に聞いた情報よりも、しっかり数字をみてみることが重要だと改めて痛感させられます。
人に騙されないために、まずは自分で数字を見てみる。
気をつけたいと思います。
とはいえ、まだまだ日本の財政状況については知らないことばかりです。対外資産が多いことはわかりましたが、本当にその対外資産は返してもらえるのか、デメリットはないのか?
ということは調べられていません。
またこれからも、初めて知ったことはアウトプットしていきたいと思います。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
またね。
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